【PLTR】3分銘柄解説 パランティアの株価、決算、今後について解説

個別銘柄解説

こんにちは! コアラです。

本日は、あの「ビン・ラディンの逮捕」にも貢献したと言われる謎の企業、

「パランティアテクノロジーズ(PLTR)」

について大学院で電気工学を学んだ現役ソフトウェアエンジニアのコアラが3分で解説します。

本記事を読むことで、「パランティアテクノロジーズ」の

  • 企業概要
  • 事業内容
  • 株価
  • 決算
  • 投資判断

について知ることができます。

一緒に、パランティアテクノロジーズ(PLTR)について学びましょう!

本記事は特定の投資商品の売買の推奨等を目的としたものではありません。
※投資は自己責任でお願いします。

※2022年3月更新記事です。ご留意下さい。

企業概要

まずは、パランティア(PLTR)の企業概要を見ていきましょう。

パランティア日本公式サイトによると、その企業概要は、
(後で要約するので読まなくてもOKです。)

『PALANTIRは、データ駆動型の事業運営と意思決定を可能とする先進的プラットフォ ームを構築する世界的なソフトウェア企業です。弊社は 、多くの政府機関、民間企業、非営利組織を顧客とし、そのミッションを達成する方法を大きく変革するために取り組んでいます。』
(パランティア日本 公式サイト より引用)

となっています。

要約するとデータ解析用ソフトウェアを、企業や政府に提供している会社ということですね。

事業内容

さて、データ解析用ソフトウェアを、企業や政府に提供しているパランティアですが、その主力商品は大きく2つあります。

それは、

  • Gotham(ゴッサム)
  • Foundry(ファウンドリー)

です。

このGothamは防衛・諜報機関用であり、FoundryはGotham の商用版で、企業用のデータ解析ソフトウェアとなっています。

これらのソフトウェアを用いることで、政府・企業は、

  • 顧客データの分析とよりパーソナライズされたマーケティング
  • 事故、犯罪の発生予測
  • 販促活動のプランニング

などができるようになります。

上記のような提供価値を考えると日本でもDX推進で、一役買える企業であると言えますね。

実際、パランティア日本 公式サイトによると

  • 保険大手の「SOMPOホールディングス」
  • 富士通
  • 日本政府

なども日本政府や有名企業も既にパランティアの力を借りているようです。

株価と決算

さて、そんなパランティアの株価と決算がどうなっているか見てみましょう。

株価

まずは、パランティアの株価です。

下の週足チャート見ると、残念ながらパランティアの株価は冴えていないことが分かります。

上場来の水準である13ドル付近まで落ち込んでおり、底抜けでさらに下がる可能性もあるため”少し手が出しづらいかな”といった感じですね。

決算

続いて、パランティアの売上とEPSを見てみましょう。

基本的には売上、EPS共に市場の予想通りかそれ以上で、決算をクリアする力がある銘柄と言えるでしょう。

しかしながら、2022/2/17のEPSはミスしており、このミスが続かないか注視する必要があります。

日付2021/5/112021/8/122021/11/92022/2/17
EPS(予想)0.040.040.040.04
EPS(実際)
(予想の何%か)
0.04
(+0%)
0.04
(+0%)
0.04
(+0%)
0.02
(-43.5%)
売上(予想)332.243M360.3M385.02M417.667M
売上(実際)341.234M
(+2.71%)
375.642M
(+4.26%)
392.146M
(+1.85%)
432.867M
(+3.64%)
PLTRのEPS予想と実際

今後と投資判断

「パランティアテクノロジーズ」の投資判断ですが、私は「見送り」と判断しています。

判断の理由としては下記の3つが挙げられます。

  • 既存顧客の離反も多く、売上維持に懸念がある点
  • 企業として仮想通貨投資をしており、財務の透明性が低い点
  • 株価が強いダウントレンドである点

エンジニア的に見ると、パランティアのソフトウェアの素晴らしさは評価できます。

しかしながら、ガイダンスや関連ニュースを見ると大口顧客の離反が目立ち、さらに仮想通貨投資を行っているため、いつ決算をミスるか分からないという不安があります。

今後、順調に顧客を獲得でき売上が安定し始めてから投資を検討しても遅くないと判断し、投資判断を「見送り」としました。

(補足)類似企業 C3 AI(AI)について

パランティアの強豪としてC3 AIがあります。

C3 AIもパランティアと同じく、政府・企業に向けてデータ解析プラットフォームを展開しています。

C3 AIに関しては下記記事で解説しているので、ぜひご覧ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

Gotham(ゴッサム)Foundry(ファウンドリー)の2つの商品で政府・企業のデータ活用を強力に推し進めるパランティア。

日本にも富士通を初めとする有力な提携先があり、DX銘柄としても今後の活躍が期待されます。

しかしながら、株価、決算共に多少の不安材料があるため投資の際は動向を注視する必要がある銘柄であると言えるでしょう。

この記事で、皆さんのパランティアへの理解のお役に立てれば幸いです。

コアラ
コアラ

実力はあるが、株価、決算から見ると少し難しい銘柄。

個人的には投資は見送りたい

以上、コアラでした。

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